インプラント治療/上顎洞底挙上術/サイナスリフト/伊丹市
2022年2月12日
のまきたパーク歯科矯正歯科です。
今回は少し難しいインプラント治療について投稿致します。
上の奥歯の上には上顎洞という副鼻腔があります。奥歯を抜いてからインプラント治療を行う際に問題となるのが骨と上顎洞との距離です。下の写真のように骨が2ミリ程度しか残っていないケースも少なくありません。インプラント体の長さは8ミリから13ミリ程度なので骨が不足しています。
こういったケースではインプラントはできません、入れ歯になります、と通院している歯医者で言われて別の歯科医院を探すというような方がおられます。上顎洞底挙上術(サイナスリフト)という骨造成術を行う必要があります。サイナスリフトは確かに難しい治療ではありますが、知識と経験があればさほど断るほど困難な治療ではありません。通院している歯医者はあるがそこでは入れ歯しかできないと言われ、入れ歯は嫌だと当院に来られる方も最近増えてきました。
入れ歯で食事するのは限界があるのでインプラントでしっかりした歯を手に入れて生涯にわたって食事を楽しめるようになってもらいたいと思います。