前歯のインプラント 50代 男性
2021年11月2日
こんにちは。のまきたパーク歯科・矯正歯科です。
今回は、インプラントのかぶせ(上部構造)についてのお話を致します。
まず名称からですが、普通の天然歯のかぶせと違いインプラントのかぶせは、上部構造という名前で呼ばれています。
そして、上部構造をインプラントに連結する方法は主に2通りあり、一つは、スクリュー固定式、二つ目はセメント固定式です。どちらの方法も一長一短がありますが、主流はスクリュー固定式ではないかと思います。
掲載している写真はスクリュー固定式で、歯の裏側に穴が開いており、その穴にドライバーを入れてインプラント本体に連結します。
前歯にインプラントを理想的な角度で埋入できた場合は、写真のようなスクリュー固定式の上部構造が可能となります。セメント固定式でも装着は可能ですが、セメント固定式は仮の接着剤で装着することになるので、予期せぬ時に上部構造が外れてしまう心配があります。前歯が外れてしまうと、審美的に大きな問題となり緊急性を要しますのでできるだけ前歯でのセメント固定式は避けたいところです。また、審美的に仕上げることで大切なのが、インプラントの外側の骨と歯肉です。できるだけ骨と歯肉が痩せないように特殊なテクニックを施しています。
当院は、かなり腕のいい技工士さんにインプラントの上部構造の製作を依頼しているので、写真のような綺麗な仕上がりになります。もちろん、理想的な角度でインプラントを埋入することも大切です、、、