あなたの状態に合わせた治療法を提案します。
顎関節症と食いしばりは「密接な関係」があります。
食いしばりが原因で顎関節症になることもありますので、食いしばりを改善させることで顎関節症の症状が良くなることもあります。
治療法はいくつかありますが、当院で行っている方法をご紹介します。
ボツリヌス菌から抽出される「ボツリヌストキシン」というタンパク質を利用する治療です。
美容外科ではシワ取りなどで使用されているため、ご存知の方も多いかもしれません。
ボツリヌストキシンには筋肉を緩和する作用があるため、就寝中の歯ぎしりや食いしばりを解消し、顎への負担を減らすことができます。
就寝中に食いしばりや歯ぎしりがある方には、スプリント(スリープスプリント)と呼ばれる取り外しできるマウスピースを用いた治療を行います。
これを装着することで、食いしばりや歯ぎしりを抑制でき、顎の負担を軽減することができます。
顎関節症のもう一つの原因として「歯列接触癖(TCH)」という状態があります。歯列接触癖とは、口を閉じているときに、無意識に上下の歯を持続的に接触させる癖のことを言います。
パソコン作業や料理などの手作業を行うときや、ストレスを感じているときに起こりやすくなります。
日常生活の中において何時間も上下の歯が軽く触れているだけで、顎関節や咀嚼筋(そしゃくきん)に大きな負担がかかり、顎関節症が起こりやすくなると考えられています。
当院ではこの症状に対しても日常生活での注意事項を指導すること(TCH指導)などでアプローチしていきます。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。