少ないインプラント本数で全体的に噛める治療
歯を全て失ってしまい、総入れ歯にしたけどどうしても合わずにいる方、全体的に歯がボロボロになってしまい、どこをどう治療していいのかわからなくなってしまっている方は少なくありません。
このような状態では食べることはおろか、違和感や見た目のコンプレックスなどで生活の質も下がってしまいます。そこで、そんな方にぜひおすすめしたいのがオールオン4(フォー)と呼ばれる治療法です。
オールオン4はこんな方におすすめ
総入れ歯が合わない方
入れ歯は長い歴史を誇る、優れた治療法です。ただ、合う人にとっては問題なく使え、素晴らしい治療法なのですが、中には、しっかり噛めない、違和感が辛い、外れてしまう。痛みが出てしまう、というような、どうしても入れ歯が合わない方がいらっしゃいます。
オールオン4は入れ歯のそのようなデメリットを払拭した治療法であるため、入れ歯が合わない方でも快適に使っていただくことができます。
歯があまり残っておらずボロボロの方
歯がボロボロになってしまっている場合、そのような歯を無理に治療して残そうとしても、見た目が悪くなってしまったり、次々にトラブルが起こるばかり・・・ということが珍しくありません。そのような歯を無理やり残すよりも、抜いてオールオン4にする方が見た目も良く、トラブルを避けることができます。
骨が少なくてインプラントを断られた方
インプラントを行う条件として、十分な骨があることが挙げられます。そのため、骨が少ないとインプラントができないと断られるのが通常です。しかし、このオールオン4は、顎で骨の量の多いところを選んでインプラントを埋めますので、これまで「骨が足りない」と言われた方でも多くの場合に適用が可能です。
上下それぞれ最少本数4本でしっかり噛める!オールオン4
全て歯を失ってしまった場合、インプラントをするといっても非常に多くの本数が必要になり、治療費用や手術の負担のことを考えると、現実的ではないと思ってしまいます。そのため、入れ歯しか選択肢はないとあきらめている方も多くいらっしゃいます。
しかし、歯を全て失った場合でも、オールオン4という治療法であれば、上下それぞれ最少4本ずつのインプラントで全体的に噛むことができるようになります。しかも、早ければインプラントをした即日にお食事を摂っていただくことも可能です。
少ない本数で全ての歯を支えられるオールオン4の秘密
噛む力がバランスよく分散される
通常のインプラント治療では、失った歯の本数とほぼ同数のインプラントを顎の骨に、元々歯があった時のように埋め込みます。しかし、そんなに多くのインプラントを埋めなくとも、最少4本のインプラントをバランスよく埋め込むことで、全体に伸びるブリッジ形の人工歯を十分に支えることが可能です。
埋入角度
最少本数4本のインプラントで数多くの本数の人工歯を支えるといっても、そのまま垂直に埋められたインプラントではさすがに無理があります。オールオン4では、奥歯部分のインプラントを45度に傾斜をつけて顎の骨に埋め込むことで、より長いインプラントを埋めることができ、噛む力を分散させ、安定させることが可能となります。
こんなにある!オールオン4のメリット
本数が少なくて済むので体にも経済的にも優しい
オールオン4では片顎最少4本という本数で全体的に見た目の回復、噛む機能の回復をすることができます。そのため、インプラントを埋める手術が体へ与える負担、費用面での負担を最小限にすることができます。
手術をしたその日に最短で歯が入る
オールオン4では、インプラントを埋め込んだその日に早ければ仮歯を装着し、お食事を摂っていただくこともできます。
骨が少ないケースでも可能
骨が残っている部分を選んでインプラントを埋め込みますので、骨が少ないケースにも対応し、また骨を増やす手術などのリスクも避けることができます。
しっかりと噛める
顎の骨にしっかりと埋め込まれたインプラントが人工歯を確実に支えますので、しっかりとした噛み心地が特徴です。また噛んだ感触が顎の骨にも伝わります。
固定式なので楽
オールオン4の人工歯は固定式ですので、いちいち外して洗うなどの手間がかかりません。またインプラントの本数が少なくて済むため、お手入れする本数も少なく、楽です。
違和感や痛みがない
総入れ歯と違い、人工歯が歯茎と接していないため、違和感や食べ物が挟まって痛むというようなことがありません。また、歯茎を大きく覆うことがありませんので、吐き気が起こることもありません。
骨の吸収を防いでくれる
顎の骨にインプラントが埋め込まれ、噛んだ刺激が顎の骨に直に伝わるため、入れ歯やブリッジで起こるような「顎の骨が痩せる」という現象が起こりにくいのが特徴です。それゆえ、見た目の若々しさを保ちやすくもなります。